防災について

暮らし

今日は、1月17日なので、防災についての記事です。

私は、阪神淡路大震災のとき、神戸市に住んでいました。その時のお話です。

足を守る防災スリッパ「釘も通さない特殊シート入り」1980円でした。

震災の思い出

当時、私は神戸市西区に住んでいました。

朝方、大きな突き上げる揺れと地鳴りがしました。とっさに、横に寝ていた娘の体に覆いかぶさり、照明器具の落下から娘を守ろうとしました。揺れがおさまってからも、何が起きたのか分からず、何か爆発したのかと思いました。

地震の直後に、九州の父から電話がきました。「お前のところが大地震や、大丈夫か」と言われて、「3人とも大丈夫」と話して、電話を切りました。主人の実家にもすぐに電話をかけましたが、電話は何度かけてもつながりませんでした。(当時は固定電話しかなかったです。震災後、携帯電話が普及し始めました)父の電話は、奇跡的につながりました。主人の実家は何度も電話してくれたようですが繋がらず、父が私たちの無事を知らせてくれて、安堵したそうです。

それから、ようやく行き来ができるようになって、顔を見るまでは心配と、大阪の夫の両親がリックを背負って、震災後1か月後くらいに、電車の線路に沿って一部区間は不通で乗り継いだり、歩いたりして来てくれました。神戸線(大阪―神戸)の電車が再開するでは、74日かかりました。

電気は比較的早くつきましたが、ガスは復旧するまでしばらくかかり、友人に何度もお風呂をお世話になりました。水道もしばらく止まったので、水も友人宅にもらいに行きました。幸い、近くの友人宅は無事だったので、ずいぶん助けていただきました。

公園の井戸水も汲みに行きましたが、3才の子どもを連れて、自転車の前かごに入れて運ぶと、揺れるとこぼれるので、バケツ半分くらいしか運べませんでした。

私自身も初めての経験で動揺していましたが、子どもが不安になってはいけないと平静を心がけましたが、内心不安でいっぱいでした。今でも思い出すと、心臓がドキドキします。

どうかみなさん、防災の備蓄や、家族でうちの中の安全点検をしておいてくださいね。

防災の備え

・寝室には、できるだけ大きな家具は置かないようにしてくださいね。

倒れてくる家具が一番危険です。私の友人で、倒れてきた箪笥と箪笥の間の隙間でかろうじて助かった人もいました。TVが飛んできた人もいました。寝ているときの身を守ることには、特に注意が必要です。

・飲み水や食品の備蓄もあると助かります。カセットコンロも使えて、助かりました。お皿は、ラップを敷いて、使うと、洗わずに済むので助かりました。
・カセットボンベの使用期限目安は、約7年、カセットコンロは約10年だそうです。この前、知ってかなり古かったカセットコンロを慌てて、買い換えました。

カセットコンロの寿命は、10年だそうです。今回、買い換えました。イワタニで2980円でした。

・おむつなど子ども用品も予備をおいておくと助かります。

防災の記事は、ネット上にもたくさんあるので、ぜひ備えてくださいね。

最近は何でもスマホに記憶させていますが、親の電話番号や親しい方の電話番号や住所は紙に控えておくと、災害時には役に立ちます。

ご近所に困ったときに、助け合える知り合いがいるのは本当にありがたたかったです。今でも、お風呂に入れてもらって、その後、一緒に夕飯までいただいた事は、本当に心身ともに温かくしていただいた思い出です。

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